ほめほめ学級懇談。
昨日は,兄ちゃんの高校の学年PTA。
会場の体育館が開場されるまでの控え室は,なんと剣道場。 初めて中に入りましたが,部員は居なくても凛とした空気に,思わず正座して待ちました・・・ ![]() 午後からでしたが,学習塾の先生を招いての講演会のあと,学年集会・学級懇談のフルコース。 なんの気なしに出かけたのですが,これで3年部の学年PTAは最後とのこと ![]() 知らぬこととはいえ,入学以来初めて,学級懇談に参加することにして良かったです・・・ ここ最近の進学率が,右肩上がりのこちらの高校。 「今年もさらに!」という,先生たちの熱の入りようがハンパありません。 保護者の意識を鼓舞する,冷静にも熱い学年集会を終えて,教室へ移動。 初めてで最後の(←私はね ![]() 他のクラスは保護者が5~6人しか参加しない中,兄ちゃんのクラスだけ25名ほどの参加。(参加率一位) 机をお決まりの「コの字型」に組み替えましたが,案外キツキツなほど☆ 担任が「まずはお茶とお菓子で,くつろいでください。」と皆に配り,茶話会形式に。 もしかして,自腹だったのかしらん・・・先生,スミマセン(^人^)ノド乾いてました。 子どもの名前札を机に置いて,小中学校でもよくある,順番の自己紹介。 ところが,始めに担任から一言が。 「秋田県人はよく,『ウチのバカ息子(娘)が・・・』と言って,子どもを褒めない県民性です。 今日の学級懇談の自己紹介では,『お子さんの良いところを褒める』でお願いします。」 これには保護者一同,びっくり!思わず顔を見合わせました。 順番が来る間,「良かった探し」(^ー^;)ゞ・・・ 確かに悪い面は「勉強しないでケータイばかり」とか「朝はいまだに起こしてもらう」とか, 枚挙にいとまがないので,担任のこの「テーマ」は初めての体験です。 さて,始まりました,自己紹介。 いい話や,思わず泣ける話が多々あったのですが,ちょこっとだけ紹介。 〇 高校に入ってから,毎朝早起きして自分の弁当を作っている。 〇 部活で泥だらけになるユニフォームの手洗いを,3年間自分だけでやりきった。 〇 同居の祖母に優しい。階段しかない場所では,祖母をおんぶして階段を昇ってくれる。 〇 友人の話,学校の話を家でも尽きなく話してくれる。学校が大好き。 〇 部活で,ケガやプレッシャーに負けそうになりながら,最後までやりきってくれた。 話していて,実は本当に恥ずかしい ![]() ところが,この自己紹介,照れつつも皆さんなかなか喋ります。 このように,正々堂々と自分の子どもを褒める(自慢できる)場って無いですもんね。 気がつけば,全員が話し終えたのは1時間半後。 でも,いつものPTAのような疲労感はありませんでした。 よその保護者さんの気持ちが伝わり,がんばっている子ども達の姿が目に浮かんでくるのです。 インターハイに出場する子たち,既に部活を引退した子たち。 それぞれが目標を達成した後,これから受験という大きな目標に向かっていくときに, 保護者が気持ちを共有できたのは良い体験でした。 担任には,ほんとうに感謝です。 このような「ほめほめ学級懇談」,ぜひPTAで取り入れてみませんか? よろしかったらぽちっとな☆φ(^o^) ![]() にほんブログ村 |
コメントの投稿
そうですよネ~★
娘たちのPTA、行きたくなかったけど、自分に与えられた苦役と思い(^^;)意地になって参加してきました・・・遠い昔です。
当然ながらそんな先生には出逢えませんでした。羨ましいです!
確かに自分に付随したものを誉めることには、気恥ずかしい想いが先立ちますネ。
でも、私が認めなければ娘たちはきっと誰にも誉められることはないと思いました(笑)
記事を読み、機会は無くとも良い部分を改めて見つめ直そうかな!と思い及びました。
ありがとうございました
確かに自分に付随したものを誉めることには、気恥ずかしい想いが先立ちますネ。
でも、私が認めなければ娘たちはきっと誰にも誉められることはないと思いました(笑)
記事を読み、機会は無くとも良い部分を改めて見つめ直そうかな!と思い及びました。
ありがとうございました

>jimukataさま。
PTAネタを毎回書かせてもらってるんですが,いっつも(>_<)な内容が多くてスミマセン。
「苦役」・・・よーく分かります。
特に仕事をしているときは,まさしく「苦行」のひとこと。
今回のPTAでは,初めて親子共に「肯定」してもらえたと感じて,とても前向きな気持ちになれました。
「褒めて伸ばす」とは言うものの,なかなか実践できない毎日への「気付き」の時間をいただきました。
「苦役」・・・よーく分かります。
特に仕事をしているときは,まさしく「苦行」のひとこと。
今回のPTAでは,初めて親子共に「肯定」してもらえたと感じて,とても前向きな気持ちになれました。
「褒めて伸ばす」とは言うものの,なかなか実践できない毎日への「気付き」の時間をいただきました。