阪神大震災から17年。
今朝5時46分。
家事の手を止め,南の空へ向かって黙祷を捧げました。 「3・11に『上書き』されることなく1・17が巡り来た」と今朝の天声人語。 あの日,生まれて間もない長男を抱きしめ, 崩れ落ちた街が焼かれていくテレビ映像に戦慄していました。 淡路島の避難所で,粉ミルクを溶くお湯が無く, 水で溶いたが,冷たさに赤ちゃんが受け付けてくれないというニュースを見て, 同じ乳呑み児の母として,その子のお母さんの気持ちを痛いほど感じました。 そして17年後,上書きされることのない惨事を経験し, 絶対に忘れてはいけないという思いを強くするのです。 |