社内報の新年号が届く。
退職してからも,会社からは社内報が届けられます。
社内報担当だったこともありますが,あれは大変骨の折れる仕事でした… というわけで,担当者に感謝とねぎらいを感じつつ,毎号読んでいます。 正月明け早々に,新年号が届きました。 巻頭には,社長の新年のごあいさつ。速攻スルー。 そして,県内全支社の社員写真と新年あいさつが載った,新年号お約束ページへ。 私も昨年までは,このページに載っておりました。 写真撮影は12月にするのですが,心中「コレが最後の新年号か…」と思いながらも, そのことは,ウチのキャップしか知らなかったので, 同じチームの同僚たちと,明るい笑顔で写真に納まりました。 遠くから,そんな私を眺めるキャップ… 写真を見ると,社員がいかに激減しているかが一目瞭然… 正社員の倍近い人数の,短期アルバイト女性がいる支社もあったり。 3月に廃止が決まっている支社の写真は,なにかもの寂しかったり。 わが社は,ここ10年近く,新卒採用を全くしていないので,少子高齢化が如実。 20歳代の人って,いたっけか?という,おっさん・おばさんの会社なんです 頭髪が白くなってたり,少なく(失礼)なっていたりで,容姿が大変貌した人も。 どの支社の今年の抱負を見ても,まるでコピペのように, 「今年も適正・迅速な業務処理のため社員一丸となって頑張ります。」とあります。 本社役員から毎日毎日,耳にタコができるほど言われていること「適正・迅速」。 そのために,社員がどれだけすり減っているか,本社の耳には届かない… すり減った挙句,退職まで引かれていたレールから,自ら外れることを選んだ私。 写真の同僚たちに「お願いだから,元気でいてね。」と祈る思いでページを閉じました。 外を眺めると,今日も猛吹雪… 今夜は手作り水餃子。一から作ると,雑事も忘れますね。 ![]() |